专利摘要:

公开号:WO1990012392A1
申请号:PCT/JP1990/000453
申请日:1990-04-04
公开日:1990-10-18
发明作者:Seigi Kawarai;Kenichiro Yoshida;Akira Kato
申请人:Hitachi Maxell Ltd.;
IPC主号:G11B5-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] 磁気記録媒体
[0003] 【技術分野】
[0004] 本発明は、 小型かつ高画質のビデオテープ等で要求される高密度 記録 ·高出力でノイズの十分に低減された磁気記録媒体に関する。 特に、 磁気テープなど磁性層とパック層を有していて、 支持体、 磁性塗膜、. パックコート層の合計全体の厚みが 1 4 μ πι以下のテー プ状のものを卷回するタイプの磁気記録媒体において、 長年の保存 によってもノイズが _ 昇することのないように信頼性を確保するこ とを目的とする。
[0005] 【背景技術】
[0006] 一般に、 磁気記録媒体は、 ポリエステルフィルムなどの支持体上 に、 磁性粉末 ·結合剤 ·無機粉末 ·潤滑剤などを有機溶媒中に混練 分散してなる磁性塗料を塗布、 乾燥した磁性塗膜を形成して成って いる。 そして殊にビデオテープなどでは、 走行性の改善のために、 支持体の背面に結合剤 ·無機粉末 ·潤滑剤などを含む塗膜によるパ ックコ一ト層を形成している。
[0007] 特に、 磁気へッドゃガイドローラーと接触するときに摩耗が生じ ないようにするために、 磁性層にもパックコート層にも、 ともにモ ース硬度 5以上の無機粉末を含ませることが提案されている。 パックコー卜層にモース硬度 5以上の無機粉末を含ませることに ついては例えば、 特開昭 62— 1 12号、 同 62— 38525号、 同 32— 38526号、 同 62— 38527号、 同 62— 3852 8号等に、 磁性層については例えば、 特公昭 47— 18572号、 同 48— 15003号、 同 49一 39402号、 同 52— 2864 2号、 同.52— 499.61号、 同 55— 1 577 1号等に開示され ている。 .
[0008] ところで、 高密度記録を達成するには、 記録波長を短かくするこ とが必要で、 -このため記録波長よリも短い微細な磁性粉末が用いら れている。
[0009] また、 高い出力を得るために磁気特性を上昇させる種々の提案が なされており、 例えば特公昭 61 - 37761号等に代表されるよ うに、 磁気特 を向上させるために飽和磁化の高い強磁性金属粉末 を用い、 高出力^:達成するようにしている。
[0010] 更に、 ノイズ抵滅のために、 スーパーカレンダー処理により磁性 層の表面仕上げ処理をして磁性層表面を平滑にしてノ-ィズを低減す ることが特公昭 52— 17404号、 同 60— 1 2688号等で既 に提案されている。
[0011] しかしながら、 強磁性金属粉末を磁気記録素子として用い、 表面 仕上げ処理を経て得られた磁気記録媒体は、 当初はノイズも低いが、 保存後にはノィズが上昇してしまうという問題があつた。
[0012] この問題は、 磁性粉末の粒子径が小さいときでしかも酸化鉄系の 磁性粉末よりも軟らかい金属磁性粉末を用いた場合に顕著で、 およ そ 0. 8 μ以下の記録波長に対応する周波数の信号に対するノイズ が保存後に上昇するということが明らかとなった。
[0013] この問題は、 種々の試作品についてほぼ満遍無く起ったのである が、 ただパックコー卜層を設けずに作製した磁気記録媒体において のみ、 保存後も当初の低減されたノイズを維持したのである。 従って、 この間題はパックコー卜層に原因があると考え種々検討 したところ、 磁気テープを巻いたときにパックコート層の表面の凹 凸が磁性層の表面に転写して磁性層表面にできる凹凸がノイズの原 因であると考えられた。
[0014] ノイズの上昇は、 特に、 支持体、 磁性塗膜、 バックコート層の合 計全体の厚みが 1 4 μ πι以下のテープ状のものを卷回するタイプの 磁気記録媒体で著しいことが認められた。 これは、 全厚 2 0 μ πι程 度の厚手のものに比べて、 単位卷き径に対する巻き回数が多く、 特 にハブの最内側に近接したところでの巻き締まリが著.しいことも原 因の一つとして考えられる。
[0015] この問題に類似の現象は、 既に特開昭 6 0 - 3 2 1 2 2号にも指 摘されており、 パックコー卜層中のモース硬度 5以上の無機粉末の 粒径が 0. 2 μ πι 越えずかっこれより多い量の軟質無機粉末とを 組合せて用いる とによってテープガイド等の傷つきを防止するこ とが述べられている。
[0016] 特開昭 6 3 - 2 5 5 5 8 4号においてもパックコー卜層表面の凹 凸カ^性層へ移り磁気記録媒体の SZN及び CZNを低下させる現 象についての認識がされており、 塗膜に残存する溶剤量が関係する と指摘されている。'
[0017] しかしながら、 これらの文献に開示する技術は、 磁性粉末として いわゆる C o含有酸^鉄磁性粉末を用いたものに関し、 支持体、 磁 性塗膜、 パックコート層の合計全体の厚みが 2 0 μ m程度の VH S 方式の磁気記録媒体について述べられたもので、 VH S方式では白 色レベルの最短記録波長が 1 . 3 μ πιであるに過ぎず、 強磁性金属 粉末を磁気記録素子として使用し中心記録波長が 0. 8 m以下の 磁気記録媒体におけるノイズの低減について何らの示唆も与えるも のではなかったのである。
[0018] 【発明の開示】
[0019] そこで本発明者等は、 まず第一に、 磁性層やバック層の傷つき易 さは、 塗膜に含まれる粉末の硬さだけでなく、 その粒径に依存し粒 径が一定以上に小さいと塗膜の捕強効果が低下するという事実を見 出し、 この事実に鑑みて、 磁気記録テープを巻いたときにパックコ 一ト層に必然的に含まれるモース硬度 5以上の無機粉末が、 磁性層 の表面を傷つけることがないようにするために、 このようなパック コート層の無機粉末を、 金属磁性粉末の長軸径よりも小さくしなけ ればならないことを見出した。
[0020] 第二に、 パックコート層には走行性の改善のため、 カーボンブラ ックを含ませる必要がある。
[0021] このこと自体は既に、 1 0〜3 Ο ιη μの微粒子のカーボンブラック と 2 0 0〜5 0 O m juの粗粒子のカーボンブラックと 0 . 2 z m以 下の非磁性粉末とを含ませて、 ドロップアウトの増加を抑え、 走行 耐久性を良好にするという特開昭 6 2 - 8 3 2 8号公報等で既に述 ベられている。
[0022] しかしながら、 この文献では、 カーボンブラックの一次粒子の粒 径あるいは凝集体の径と、 磁性塗膜中の強磁性金属粉末の長軸径と の関係については、 言及しておらず、 また、 粒子径が小さい強磁性 金属粉末を用いた場合の 0. 8 ^以下の記録波長に対応する周波数 の信号に対するノイズとの関係についての検討もなされてはいない。 そこで本発明では、 パックコート層のカーボンブラックの一次粒 子の粒径あるレ、は凝集体の径と、 磁性塗膜中の強磁性金属粉末の長 軸径との関係について検討した結果、 力一ボンブラックの一次粒子 の粒径あるいは凝集体の径が磁性粉末よりも大きい場合に、 結果と して高出力低ノィズの要求に充分応えることができることが明らか となったのである。
[0023] 高記録密度の要請、 特に磁性塗膜の薄膜化に対応した約 3. 0 μ m以下の厚さの磁性層をもつ磁気記録媒体において、 この事実は特 に顕著に現れる。
[0024] そこで、 本発明では、 非磁性支持体の両面にそれぞれ磁性層とパ ヅクコート層を設 て、 高い出力を発揮させ、 しかも、 中心記録波 長 0. 8 m以下の高密度記録において、 長期間の保存にも拘らず、 ノイズの上昇を可及的に抑制し得る磁気記録媒体を提供するために は、 磁性塗膜に印力 Π磁場 1 OKOe測定条件下での 0. 8 5以上の 角型比をもたせることが好ましいこと、 磁性層の保磁力を 1 500 Oe以上とすることが好ましいこと、 磁性層の表面平滑性を中心 線平均粗さで 0. 004 μπι以下に規制することが好ましいこと、 パックコート層の表面平滑性も中心線平均粗さで 0. 0 1 μ Hi以下 とすること及び金属磁性粉末の長軸径よりも小さく規制することが 好ましいことを見出した。
[0025] また、.一般にカーボンブラック等は軟質であって、 パックコート 中に含ませたものがテープの卷回によって磁性層表面を傷つけると いうことは、 従来予想もしなかったことであるが、 中心記録波長 0.
[0026] 8 β m以下程度の高密度記録を達成するために磁性粉末の長軸径を 0. 2 μ πι以下と小さくし、 かつ金属の磁性粉末を主体的に含む磁 性層では、 塗膜の補強劾果が充分とはいえないうえに、 高密度記録 が要請する薄手テープの多数回卷きという過酷条件下で強い巻き締 め力が掛けられることもあって、 カーボンブラックといえども粒径 の小さなものは磁性層の表面を傷つける場合があるという事実を見 出した。 この場合、 パックコート層中に、 一次粒子又は凝集体とし て金属.磁性粉末の長軸径よりも大きい径のカーボンブラックを含ま せると、 小粒径のものはその間隙に入り込むので、 パックコート層 の表面に突出するこ ilが無く、 好ましい。 また、 ノ ックコート塗膜 中に含ませるモース硬度 5以上の無機粉末の粒径を、 金属磁性粉末 の長軸径ょりも小さくすることが好ましく、 このように構成した磁 気テープをポリオキシメチレン樹脂等のハブ周囲にパックコート層 を内側にして巻いた場合に、 A B S樹脂とモース硬度 2〜4の顔料 を含むカセッ卜本体に収容するのが好ましいこと等を見出してなさ れたものである。
[0027] 本発明で使用する非磁性支持体の素材としては、 ポリエ レンテ レフタレ: "卜、 ポリエ レン一 2, 6—ナフタレートなどのポリェ ステル類、 ポリエチレン、 ポリプロピレンなどのポリオレフイン類、 セルローストリアセテー卜、 セルロースダイアセテートなどのセル ロース誘導体、 ポリ塩化ビニル、 ポリ塩化ビニリデンなどのビニル 系樹脂、 ポリカーボネー卜、 ポリイミド、 ポリアミドなどが挙げら れるが、 中でも二軸配向型のポリエチレンテレフタレート、 ポリエ チレン一 2, 6—ナフタレートなどのポリエステゾレ類で、 長手方向 のヤング率が 7 0 O kg/mra2以上、 幅方向のヤング率が 4 0 O kg/顧2 以上、 表面粗さが 0. 0 1 μ ιη以下であることが望ましい。
[0028] そして、 上記支持体上に有機溶媒に溶解したパインダ樹脂中に磁 性粉末、 モース硬 ¾ 5以上の無機粉末をともに含み、 これを分散し た磁性塗料を塗布して、 磁場配向処理を行ないつつ乾燥させて磁性 奪膜を形成する。
[0029] 上記磁性塗膜に用いられる磁性粉末としては、 Fe、 Co、 Niな どの金属、 Fe、 Co、 Ni、 Znなどを組合せた合金およびこれらの 金属や合金の表面に Fe、 Al、 S iなどの酸化物の皮膜を形成した 強磁性微粉末等が挙げられる。
[0030] 強磁性金属粉末の長軸径は、 中心記録波長との関係上、 0. 8 μ m以下であろうが、 分解能の観点から 0. 2 μ πι以下であるのが望 ましい。
[0031] 中でも鉄を主体としマンガンを鉄に対して 0. 1重量%以上含む 強磁性金属粉末の使用が望ましい。 特に、 マンガンを鉄に対して 0. 1重量%以上含み、 かつカルシウム、 マグネシウムなどのアルカリ 土類金属をマンガンに対して 1 ~ 5 0倍量含む金属磁性粉末が、 比 較的硬くて磁気特性および電磁変換特性に優れ、 充分に硬いので、 長軸径が 0. 2 μ πι以下であるような補強効果のあまり期待できな い磁性層がパックコート層表面のモース硬度 5以上の無機粉末から 損傷を受けることを防止する効果が高いので好ましい。 特にマンガ ンは酸化物もしくは酸水酸化物として強磁性金属粉末の表面に存在 させると均一かつ緻密な被膜が形成されるため、 酸化マンガン、 水 酸化マンガンなどとして表面に存在させるのが好ましい。 あるいは、 ニッケル、 コバルトの金属元素を含む合金粉末で、 ニッケルの重量 割合が 2重量%以上で、 ニッケルに対するコパリレ卜の重量割合が 1
[0032] 1 0重量。 /0以上の範囲にあるように組成を調整すれば、 6 0 °Cで湿 度 9 0 %の環境に 7日間放置したときでも飽和磁ィ匕 (び 3 ) の減少 率が 3 0 %以下となるので好ましい。 また、 異方性磁界分布の半値 幅を保磁力で割った商の価が 3 . 2以上であることが消去特性の保 持のために望ましい。
[0033] 磁性層またはパックコ—ト層に含まれるモース硬度 5以上の無機 粉末としては、 金属酸化物、 金属炭化物、 金属窒化物等が挙げられ るが、 中でも a— Fe203⑥、 A1203⑨、 Cr20a⑨、 Si02⑥、 Ti02⑥、 Z r02⑥、 SiC⑨、 TiC⑨、 hBN⑨、 Si3N4⑨等 (例えば⑥はモース硬度
[0034] 6であることを示す) がより好ましいものとして列挙される。 これ らの無機粉末については種々の粒径のものが容易に'入手できるので、 本発明の上記の知見に沿って適宜選択することができる。
[0035] 本発明において特にパックコート層に用いられるカーボンブラッ クとしては、.チャンネルブラック、 ファーネスブラック、 ァセチレ ンブラック、 サーマルブラックの何れでも利用できるが、 ァセチレ ンブラックが特に好ましい。
[0036] また、 特開昭 6 1 - 224 24号に開示されているような表面が グラフアイト層で ½■まれたグラフアイ卜化カーボンブラックをも使 用することができる。
[0037] カーボンブラ クの市販品の具体例としては、 米国キヤボット社 製のものとして、 粒径 1 8πιμのブラックパール 700、 粒径 20 m zのモーガル L、 粒径 27 πιμの ELFTEXp e 1 1 e t s - 1 1 5、 同リーガル 300 1、 粒径 3 Om のパルカン XC— 7 2、 粒径 7 5πιμのスターリング NS、 同スターリング R、 コロンビア ンカーボン社製のものとしては、 粒径 1 3m/ のラーベン 8000、 粒径 2 Οϊϋμのラーベン 5 2 50、 粒径 3 Οπιμのラーベン 89 0, 粒径 6 2πιμのラ^-ペン 4 50、 粒径 7 Om iのラーベン 4 1 0、 粒径 2.80πιμ (0, 28 μ) のラーベン ΜΤ— Ρビーズ、 粒径 3 Ο Οιημ (0. 30 μ) のラーベンセパカルブ ΜΤ— C I、 旭カー ボン社製のものとしては、 粒径 7 5πιμの HS— 500、 粒径 3 5 ταμの # 6 0Η、 東海カーボン社製のものとしては、 粒径 20πιμ のシース卜 5Η·、 オランダ国ァクゾ社製のものとしては、 粒径 30 のケッチェンブラック EC、 三菱化成社製のものとしては、 粒 径 20πιμの #4040、 粒径 23 πιμの #4330 B S、 粒径 4 5πιμの #435 OB S、 粒径 8 Οπιμの #4010などが好適な ものとして用いることができる。
[0038] このように、 カーボンブラックは種々の粒径のものが容易に入手 できるので、 本発明の上記の知見に沿って、 金属磁性粉末の長軸径 との兼ね合いで、 設計上適宜選択することができるが、 粒径が比較 的小さな場合には、 のカーボンブラック自身のストラクチャ一形 成能力を利用して、 数個の一次粒子が纏まつた凝集体を形成させる ことが望ましい。 この場合には纏まった凝集体があたかも一個の力 一ボンブラック粒子の如く機能するからである。
[0039] これらの無機粉末及びカーボンブラックについて、 前記の粒径の 関係を満たすように磁性層及びパックコート層の塗料中に混入すれ ば良い。
[0040] 上記磁性塗膜およびパックコー卜塗膜に用いられるパインダ樹脂 としては Λ 塩化ビニル-酢酸ビニル共重合体、 塩化ビニル -酢酸ビニ ル-ビニルアルコーノレ共重合体、 塩化ビニル -ァクリル酸エステル共 重合体、 塩化ビニル -塩化ビニリデン共重合体、 塩化ビニル -アタリ ロニトリル共重合体、 塩化ビニル-酢酸ビニル -マレイン酸共重合体 などの塩ビ系樹脂、 熱可塑性ポリウレタン樹脂、 熱硬化性ポリウレ タン樹脂、 ポリエステル樹脂、 フエノキシ樹脂、 ポリビニルブチラ ール樹脂、 セルロース誘導体、 エポキシ樹脂またはこれらの混合物 が挙げられる。 また、 これらの樹脂にカルボン酸、 スルホン酸、 ス ルホン酸塩、 リン酸、 リン酸塩、 ァミン、 アンモニゥム塩などの親 水性極性基を導入して塗膜構成材料としての粉末粒子の分散性を改 善したり、 ァグリソレ系の二重結合を導入して電子線の照射によって 硬化するようにしてもよい。
[0041] これら塗膜を形成するための塗料作成に用いる溶媒としては、 ェ タノール、 プロパノール、 ブタノールなどのアルコーソレ類、 酢酸メ チル、 酢酸ェチル、 齚酸ブチルなどのエステル類、 メチルェチルケ トン、 メチルイソブチルケトン、 シクロへキサノンなどのケトン類、 テトラヒドロフラン、 ジォキサンなどのエーテゾレ類、 ベンゼン、 卜 ゾレエン、 キシレンなどの芳香族炭化水素、 ヘプタン、 へキサン、 シ クロへキサンなどの脂肪族炭化水素、 メチレンクロライド、 ェチレ ンクロライド、 クロ口ホルムなどの塩素化炭化水素などが挙げられ るが、 シク口へキサノンートルエンの混合系溶媒が望ましい。
[0042] また、 上記塗膜には、 他に添加剤として、 飽和及び不飽和の高級 脂肪酸、 高級脂肪酸アミド、 脂肪酸エステル、 高級アルコール、 シ リコーンオイル、 鉱物油、 食用油、 フッソオイル、 などの潤滑剤が 使用できる。
[0043] このような組成は、 所定量をボールミルもしくはサンドミルにて 分散し、 磁気塗料及びパックコート塗料とし、 前記の非磁性支持体 上に塗布することによって達成される。
[0044] ' 塗料の分散に際して、 最も注意すべきことの一つは、 無機粉末や カーボンブラックの粒子に余分の力を掛けて、 設計通リに配合され たカーボンブラックの粒径に変化を与えないように配慮することで ある。
[0045] 塗布に際しては、 性層を先に塗布し乾燥前に磁場配向を行ない、 塗膜の表面平滑化処理を行なって一且卷き取ってから、 裏面にパッ クコート層を塗布するのが望ましい。 この工程の j噴序については特 公昭 5 8— 2 3 6 4 7号に詳述されている。
[0046] 磁性層及びパックコート層は単独でも複数層塗布しても良く、 同 時に塗布することも差し支えない。 塗布が完了した磁気記録媒体は、 スリツト装置によって所定のテープ幅に裁断され、 通常パックコー 卜層を内側にして個別のパブに卷かれて、 テープカセッ卜本体に収 容され得る。
[0047] 卷芯となるハブには半径方向の強い巻き締め力が印加されるから、 テープにカールを生じさせないようにするため、 そのテープ巻き周 面のひけを 5 μ πι以内に管理することが望ましい。 このような磁気記録テープはパックコート側が、 かかるテープ力 セッ卜本体のチープガイド部材と接することから、 ノイズの低減の ためには、 テープカセッ卜本体もしくは少なくともテープガイドの 部分は、 A B S樹脂を用いるのが好ましく、 また、 炭酸カルシウム、 硫酸バリウム等のモース硬度 2〜4の顔料を含ませて、 パックコー 卜の損傷を防ぐことが望ましく、 カセット本体には更に静電ノイズ 低減のため、 カーボンブラック及び及びポリオキシエチレンアルキ ルァミンなどの第四級アンモニゥム塩などの帯電防止剤、 エチレン ビスステアロアミド^どの溶融樹脂流動剤を含ませることが好まし い。 このようなカセット本体の製作は通常これらの組成物を溶融し、 射出成形によって金型に錶込むようにすればよい。
[0048] 以上のように、 小型かつ高画質のビデオテープ等で要求される、 中心記録波長が 0 . 8 μ in以下程度の短波長記録において、 高出力 で保存によってノィズが上昇するという現象を可及的に抑制された 磁気記録媒体を得ることができる。
[0049] 【発明を実施するための最良の形態】
[0050] 実施例 1
[0051] A..磁性層の作製
[0052] 保磁力 1600Oe、 飽和磁化量 120emu/g、 長軸径 0. 18μ m、 軸比 10の、 表面にァノレミナがコートされた、 鉄を主体としそ れぞれ鉄に対して 0: 2wt%のマンガン及び 1. 0wt%のカルシゥ ムを含有する強磁性金属鉄粉末 100重量部と、 重合度 340の水 酸基含有塩化ビニル系樹脂 10重量部と、 熱可塑性ポリウレタン樹 脂 7重量部と、 粒径 0'. 2 μιηのアルミナ 8重量部と、 ミリスチン 酸 2重量部と、 粒径 0. 8μπιのベンガラ (α— Fe,03) 2重量部 と、 カーボンブラックとして、 粒径 8 Om の三菱化成社製の #4 010を 1重量部と、 粒径 2 Οπιμの東海カーボン社製のシース卜 5 Ηを 2重量部との混合物を、 ·それぞれ 70重量部づつのシクロへ キサノンとトルエンと'に配合した組成物を、 ボールミル中で 96時 間混練分散して、 更に、 三官能性ポリイソシァネート化合物 5重量 部を加え、 撹拌して磁性塗料を作製した。 この磁性塗料を厚み 10 μπιの 軸配向ポリエチレンテレフタレートフイルムの支持体上に、 塗膜の厚さが 2.5 mとなるように塗布、 乾燥、 カレンダ処理を行 い磁気記録媒体を作製した。
[0053] B. バックコート層の作製 —方、 カーボンブラックとして粒径 2 Οπιμの東海カーボン社製 のシースト 5Ηを 6 0重量部と、 粒径 280πιμ (0. 2 8 μ) の コロンビアンカーボン社 のラーペン ΜΤ— Ρビーズを 7. 5重量 部と、 粒径 0. 05 mの炭酸カルシウム 3 0重量部と、 粒径 0.
[0054] 1 imのペン'ガラ 2. 5重量部と、 熱可塑性ポリウレタン樹脂 4 5 重量部と、 ニトロセルロース 4 0重量部と、 三官能性イソシァネー 卜架橋剤 1 5重量^とを、 330重量部づつのシクロへキサノン及 びトルエンに配合し、 この組成物をボールミル中で 9 6時間混練分 散してパック用塗料を'作製した。 これを前記の磁性層塗布した磁気 記録媒体の背面に厚さ 1.0 Λΐιιに塗布乾燥した後、 6 0°Cで 20時 間キュアした。
[0055] この磁気記録媒体の全厚は 1 3. 5 μπιであった。 これを、 所 定幅に裁断してテープとし、 パックコート層を内側にして、 テープ 巻周面のひけが 0. 1 μπι以内に加工されたポリオキシメチレン樹 脂の射出成形品でできたハブに巻いた。
[0056] C. カセット本体の作製
[0057] —方、.霄気ィ 工業社製の AB S樹脂 ΝΑ— 1 06 0を 1 00重 量部と、 カーボンブラックをフエロシアニンブルーで処理した着色 剤 23重量部、 炭酸カルシウム (粒径 0. 5 πι) 3 5重量部、 ポ リオキシエチレンアルキゾレアミン 1 2重量部及びエチレンビスステ ァロアミド 3重量部を加え、 ヘンシェルミキサーにより 1 1 0°Cで 1分間混練し、 2 20°Cで二軸押出し機により押出し加工してペレ ヅト化した。 更に前記の AB S樹脂 1 500重量部とともに、 加熱 炉で 240eCにして溶融し金型温度 30ででカセット本体を射出成 形した。 このカセヅト本体内に前記ハブ卷きテープを収容して磁気 記録媒体を組み立てた。
[0058] 実施例 2 - 実施例 1のパックコー卜層作製のためのカーボンブラックとして 粒径 2 80πιμ (0. 2 8 β) のコロンビアンカーボン社製のラー ベン ΜΤ— Ρビーズ 7. 5重量部の代わりに、 同量の粒径 300m μ (0. 3 0 μ) のラーベンセパカルブ ΜΤ— C Iに変更した以外 は全て実施例 1と同様にして磁気記録媒体を作製した。
[0059] 実施例 3
[0060] 実施例 1のパッタコート層作製のためのカーボンブラックとして 粒径 2 80m// (0. 2 8 μ) のコロン'ビアンカーボン社製のラー ベン ΜΤ— Ρビーズ 7. 5重量部の代わりに、 同量の粒径 80πιμ の三菱化成社製の #4 0 1 0に変更し、 更に、 バック用塗料を作製 において組成物をボールミル中で 9 6時間混練分散する代わりに、 ボールミル中で 2 2時間混練分散した以外は全て実施例 1と同様に して磁気記録媒体を作製した。 ポールミル中で 2 2時間混練分散し た時点で磁性塗科を観察したところ、 カーボンブラック粒子は平均 1 3個づっストラクチャーを形成して凝集体の径は 2 1 Om iであ つ 。
[0061] 実施例 4
[0062] 実施例 1のパ、ソクコ一ト層作製のためのカーボンブラックとして 粒径 280m (0. 28 μ) のコロンビアンカーボン社製のラー ベン ΜΤ Ρビーズ 7. 5重量部の代わりに、 同量の粒径 8 0m t の三菱化成社製の #40 1 0に変更した以外は全て実施例 1と同様 にして磁気記録媒体 作製した。 ボールミル中で 9 6時間混練分散 した時点で磁性塗料を観察したところ、 カーボンブラック粒子は殆 どストラクチャーを形成しておらず一次粒子の径は 8 Οιιιμであつ た。
[0063] 実施例 5
[0064] 実施例 1のパックコー卜層の作製段階において用いた粒径 0. 1 μπιのベンガラ 2. 5重量部に代えて、 同量の粒径 0. 8 μπιのべ ンガラを用いた以外は、 全て実施例 1と同様にして磁気記録媒体を 作製し fe。
[0065] 比較例 1
[0066] 実施例 1の磁性層の作製段階において用いた強磁性金属粉末の代 わりに、 同量の保磁力 1600O e、 飽和磁化量 OerauZg 長軸 径 0. ·35 μπι軸比 10の強磁性金属粉末を用い、 実施例 1のパッ クコート層の作製段階において用いた粒径 0. 1 μπιのベンガラ 2. 5重量部に代えて、 同量の粒径 0. 8 μπιのベンガラを用いた以外 は、 全て実施例 1と同様にして磁気記録媒体を作製した。
[0067] 比較例 2
[0068] 実施例 1のパックコート層の作製段階において用いた粒径 0. 1 mのベンガラ 2. 5重量部に代えて、 同量の粒径 0. 8 μιηのぺ ンガラを用いるとともに、 カーボンブラックとして粒径 28 Οπι
[0069] (0. 28 のコ Πンビアンカーボン社製のラーペン ΜΤ— Ρビ ーズ 7. 5重量部の代わりに、 同量の粒径 8 Οπιμの三菱化成社製 の #4010に変更した以外は、 全て実施例 1と同様にして磁気記 録媒体を作製した。
[0070] 実施例 1〜4、 比較例 1、 2の各磁気記録媒体について、 磁性塗 膜及びパックコート層の表面平滑性を触針式表面粗さ計を用い、 蝕 針の R=2 μπι、 カツトオフ 0.08 mmの条件で測定し中心線平 均粗さで表した。 印加磁場 1 OKOe測定条件下での角型比、 磁性 層の保磁力を測定した。 また、 7MHzの信号を入力し、 再生した ときの 6 MH zでのノイズレベルについて、 ハブ卷き直後と 60日 保存後とでそれぞれ測定し、 保存前後のノイズレベルの変化を実施 例 1のハブ卷き直後のノィズレペルを標準 0 d Bとして、 d B単位 でノイズ比として表した。 結果を下表に示す の パッタコ-ト層の 角整比 翻の 匪の
[0071] 麦 itさ 表 ϋさ m
[0072] ' (iiji) (Oe) (dB)
[0073] 実齙 1 0.003 0.008 0.865 1550 0
[0074] HM2 ΰ.003 0.008 0.862 1548 0 .
[0075] 3 0.004 0.009 0.862 1550 0
[0076] |{||4 0.004 0.008 0.865 1555 +0.8
[0077] Ι 5 0.005 0.01 0.857 1540 +1.5
[0078] l 0.006 0.02 0.83 1510 +2.8
[0079] 比麯2 0. 005 0. 015 0.83 1505 +2.5
[0080] この表から明らかなように、 実施例の磁気記録媒体は、 6 0日保 存後でもノイズの上昇は殆ど無かった。 これに対し比較例の磁気記 録媒体は、 保存後にノイズが上昇した。
[0081] 【産業上の利用可能性】
[0082] このよ に、 本発明によって得られた磁気記録媒体は、 長期間の 保存によってもノィズが上昇することが無く、 短波長記録に適する ことが明らかであり、 産業上利用価値大である。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲
(1)支持体の一面に磁性塗膜を、 他面にパックコート層をそれぞれ 設けた磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 長軸径が 0 . 2 μΐϋ 以下の金属磁性粉末、 モース硬度 5以上の無機粉末をともに含み、 該パックコート層が、 該金属磁性粉末の長軸径よりも小さい粒径の モース硬度 5以上の無機粉末を含むことを特徴とする磁気記録媒体。
(2)支持体の一面に'磁性塗膜を、 他面にバックコート層をそれぞれ 設けた、 中心記録波長が 0 . 8 μ πι以下の情報を記録すべき用途に 用いられる磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 金属磁性粉末、 モース硬度 5以上の無機粉末をともに含み、 該バックコート層が、 該金属磁性粉末の長軸径ょりも小さい粒径のモース硬度 5以上の無 機粉末を含むこと 特徴とする磁気記録媒体。
(3)支持体の一面に金属磁性粉末、 モース硬度 5以上の無機粉末を ともに含む磁性塗膜を、 他面に該金属磁性粉末の長軸径ょリも小さ い粒径のモース硬度 5以上の無機粉末を含むパックコート層をそれ ぞれ設けた、 中心記録波長が 0 . 8 μ πι以下の情報を記録すべき磁 気テープが、 ハブの周囲【こパックコート層を内側にした状態で巻か れ、 A B S樹脂とモース硬度 2〜4の顔料を含むカセット本体に収 容されたことを特徴とする磁気記録媒体。
(4)支持体の一面に磁性塗膜を、 他面にバックコート層をそれぞれ 設けた、 中心記録波長が 0. 8 μιη以下の情報を記録すべき用途に 用いられる磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 中心線平均粗さ で 0. 004 μπι以下の表面平滑性及び印加磁場 1 OKOe測定条 件下での 0. 8 5以上の角型比を有し、 金属磁性粉末、 モース硬度 5以上の無機粉余をともに含み、 該パックコー卜層が、 中心線平均 粗さで 0. 0 1 μιη以下の表面平滑性を有し、 該金属磁性粉末の長 軸径ょりも小さい 径のモース硬度 5以上の無機粉末を含むことを 特徵とする磁気記録媒体。
(5)支持体の一面に磁¾塗膜を、 他面にパックコート層をそれぞれ 設けた、 中心記録波長が 0. 8 Aim以下の情報を記録すべき用途に 用いられる磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 中心線平均粗さ で 0. 004 μ m以下の表面平滑性及ぴ及び 1 500 0 e以上の 保磁力を有し、 金属磁性粉末、 モース硬度 5以上の無機粉末をとも に含み、 鎵パックコート層が、 中心線平均粗さで 0. 0 1 m以下 の表面平滑性を有し、 該金属磁性粉末の長軸径ょりも小さい粒径の モース硬度 5以上の無機粉末を含むことを特徵とする磁気記録媒体。
(6)支持体の一 ®に磁性塗膜を、 他面にパックコート層をそれぞれ 設けた磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 金属磁性粉末、 モー ス硬度 5以上の無機粉末をともに含み、 該パックコート層が、 該金 属磁性粉末の長軸径ょリも小さい粒径のモース硬度 5以上の無機粉 末を含み、 支持体、 磁性塗膜、 パックコート層の合計全体の厚みが 1 4 μ πι以下のテープ状であることを特徴とする磁気記録媒体。
(7) .支持体の一面に磁性塗膜を、 他面にパックコート層をそれぞれ - 設けた磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 鉄を主体としマンガ ンを鉄に対して 0. 1重量%以上含む金属磁性粉末、 モース硬度 5 以上の無機粉末をともに含み、 該パックコート層が、 該金属磁性粉 末の長軸怪よりも/ j、さい粒径のモース硬度 5以上の無機粉末を含む ことを特徴とする磁気記録媒体。
(8)支持体の一面に磁性塗膜を、 他面にパックコート層をそれぞれ 設けた磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 鉄を主体としマンガ ンおよびアル力リ土類金属を む金属磁性粉末、 モース硬度 5以上 の無機粉末をともに含み、 該パックコート層が、 該金属磁性粉末の 長軸径ょリも小さい粒径のモース硬度 5以上の無機粉末を含むこと を特徴とする磁気記録媒体。
(9)支持体の一面に磁性塗膜を、 他面にパックコー卜層をそれぞれ 設けた磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 鉄を主体としマンガ ンおよびアル力リ土類金属を含む金属磁性粉末、 モース硬度 5以上 の無機粉末をともに含み、 該パックコート層が、 該金属磁性粉末の 長軸径ょりも小さい粒径のモース硬度 5以上の無機粉末を含み中心 線平均粗さで表した表面平'滑性が、 金属磁性粉末の長軸径ょりも小 さいことを特徵とする磁気記録媒体。
(10)支持体の一面に磁性塗膜を、 他面にパックコート層を設けた磁 気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 金属磁性粉末を含み、 該パッ タコート層が、 該金属磁性粉末の長軸径よりも小さい粒径のモース 硬度 5以上の無機粉末を含み中心線平均粗さで表した表面平滑性が、 金属磁性粉末の長軸径よりも小さく.、 磁性塗膜、 支持体、 パックコ 一卜層の合計厚み^ 1 μ πι以下のテープ状であることを特徵とす る磁気記録媒体。
(11)支持体の一面に磁性塗膜を、 他面にパックコー卜層をそれぞれ 設けた、 中心記録波長が 0 . 8 μ πι以下の情報を記録すべき用途に 用いられる磁気記録媒体において、 該磁性塗膜が、 金属磁性粉末、 モース硬度 5以上の無機粉末をともに含み、 該パックコー卜層が、 該金属磁性粉末の長軸径ょリも大きい径を有する一次粒子もしくは 凝集体の力一ボンブラックを含むことを特徵とする磁気記録媒体。
(12)支持体の一面に金属磁性粉末、 モース硬度 5以上の無機粉末を ともに含む磁性塗膜を、 他面に該金属磁性粉末の長軸径ょりも大き ぃ径を有する一次粒子もしくは凝集体のカーボンブラックを含むパ ックコート層をそれぞれ設けた、 中心記録波長が 0 . 8 m以下の 情報を記録すべき磁気テープが、 ハブの周囲にパックコート層を内 側にした状態で巻かれ、 A B S樹脂とモース硬度 2〜 4の顔料を含 むカセット本体に収容されたことを特徵とする磁気記録媒体。
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同族专利:
公开号 | 公开日
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KR920700445A|1992-02-19|
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1990-10-18| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): KR US |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1086157A|JP2797263B2|1989-04-05|1989-04-05|磁気記録媒体|
JP1/86157||1989-04-05||KR8404697A| KR920007057B1|1983-08-30|1984-08-07|회전 재생형 열교환기의 유동식 시일기구|
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